阪神タイガース藤川球児投手ですが、二軍に降格となってしまいました。
降格理由が調整との事ですので、しっかり準備を行なって一軍に戻って欲しいですね。
プロ野球選手の活躍は、全て年俸という形で判断が下ります。
藤川投手の年俸の推移はどのようになっているのでしょうか?
年俸から見る藤川投手への期待値を見てみたいと思います。
藤川球児プロフィール
簡単に藤川投手のプロフィールを記載します。
生年月日 :1980年7月21日(35歳)
出身 :高知県高知市
身長 184cm
お父さんが草野球でノーヒットノーランを達成した日に生まれたので、
「球児」と言う名前がついたそうです。
1980年生まれですので、松坂世代の1人ですね。
中学校時代の同級生が、女優の広末涼子さんというのは有名な話です。
藤川球児年俸の推移
藤川球児の年俸の推移です。
ここに幾つかのターニングポイントが見て取れます。
藤川投手ですが、入団後数年は一軍と二軍を行ったりきたりしているエレベーター選手でした。
長いイニングに達する(球数を放ると)と、制球力、球威が衰えることが原因の
一つでした。
2004年に中西清起投手コーチにセットアッパー転向を勧められ、
ここから藤川投手のサクセスストーリーがスタートします。
2005年には、JFK(ウイリアムス・久保田・藤川)の一員として53ホールドを記録し、
優勝に貢献、翌年の年俸は
2200万円から8000万円に跳ね上がります。
この年は80試合と言う驚異的な登板数を誇りました。
2006年には前半は中継ぎ、後半は故障の久保田選手の代役としてストッパーに定着。
30ホールド、17セーブを記録し、2年連続最優秀中継ぎとなります。
年俸も1億7000万円に。
2007年には開幕からクローザーとしてスタートし、46セーブをあげ、セーブ王に輝きます。
年俸は2億8000万円に大幅増。
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2008年にはオールスター前半まで30セーブをあげる活躍をし、
4億円の年俸となります。
ここから、4億円のまま推移しますが、2012年シーズン終了後、藤川選手はメジャーへと挑戦します。
夢を追ったと言う事ですが、頭打ちになった年俸も一つの理由ではないかと思われます。
約10億円という大型契約でカブスに入団しましたが、肘の故障もあり、殆ど活躍できませんでした。
カブス2年目のシーズン終了後、自由契約となります。
その後、レンジャーズ、独立リーグを経て、阪神タイガースに出戻っています。
タイガースでの年俸は1億5000万円です。
この年俸をどう見るべきでしょうか。
3年間殆ど活躍していない選手に対しては、球団の高い期待が伺えます。
1億円あれば、いい外国人がとれます。
そのコストを支払うわけですから、戦力として高い期待値を持っていると言えます。今期は先発として登板する藤川選手ですが、是非期待に応えて欲しいですね。