韓国で殺虫剤成分PHMGが問題になりました。
加湿器用の殺菌剤オキシーサクサクに含有され、
95人の方が亡くなると言う痛ましい事故が起きました。
とても心配ですよね。
お隣韓国では、このような事故が起きてしましましたが、
日本では大丈夫なのでしょうか。
流通している日本製品にPHMGは使用されているのでしょうか?とても心配になりますね。
その辺について調べてみました。
PHMD日本製品での使用状況
韓国で問題のオキシーサクサクは、厚生労働省によれば、
幸いにも日本では流通されていないそうです。
しかし、浴室用洗剤、柔軟剤、ウエットティッシュなどの商品で、
日本製品にもPHMDが使用されているそうです。
何故、PHMGを使用するのでしょうか。
上記の商品は、”殺菌効果”をうたっているものがあります。
除菌力を高めるためにPHMGを使用しているそうです。
(但し、使用の事実を確認できたのはごく一部の製品とか)
製品としての機能を高めるために、PHMGが出てくるわけです。
ニーズがあっての事と言うわけですね。
それでは、メーカー側の安全へのスタンスはどうなのでしょうか?
日本メーカー安全へのスタンス
勿論日本メーカー側も安全を無視しているわけではありません。
安心の日本製品ですので、そこは期待したいですね。
メーカーは以下の条件で使用しています。
・洗剤に使用する場合の濃度は0.1%以下
・PHMG気化(蒸発)する温度は約250℃、日常的には気化しない
気化については日常的に洗剤として使う分には250℃まで達する事が無いので、
安全面には問題ないということのようです。
そのため一般家庭での危険性は少ないため、使用されているようです。
それでは濃度0.1%は安全なのでしょうか?
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PHMGの半数致死量は水51kgを飲む事0.1%です。
*半致死量:規定の量を飲むと半分の人が死に至る量
0.1%濃度の液体を51kg飲まない限り、
大丈夫というのがスタンスのようです。
危険性が低いので安全といわれても、やはり心配ですよね。
事実人が亡くなっているわけなので、怖いものは怖いです
それでは、購入時にPHMGの使用有無はわかるのでしょうか?
実は表示義務が無いので、消費者にはわからないのです。
成分表には記載しなくとも良いので、“防腐剤”などと書いているようです。
環境にやさしい商品を選択するしか、完全に回避する方法は今のところ無いようです。
国のスタンスは、“メーカー側で安全性を担保”するよう指導している、
との事でメーカー任せです。
PHMGは日本製品に使用されていますが、
危険度は低いので大丈夫(だろう)ということです。
しかし、科学物質過敏症の話もあるため、危険性は低いとはいえ、
体に入れないほうがいい事は確かですね。
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2016-05-09 14:00
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